発汗でパフォーマンス低下
長い試合のパフォーマンス低下は「疲れ」?
とは限らない。汗で体内ミネラル量が減少すると
- 電解質不足でカラダや脳の働きが鈍化
- 必須ミネラルの減少で運動機能が低下
汗1%で10%低下
体重の1%の汗で、運動機能は約10%低下する。3%では30%も低下する。体重50kgで汗500mlが1%になる。
汗500mlの運動量概算(例)
水を飲んで脱水!?
なぜ、スポーツドリンクや電解質飲料を飲むのか?
なぜ、水ではダメなのか?
水は脱水症状を起こすリスクがある。経度の運動であれば、水やミネラルウォーターで問題ないが、中度以上(運動強度5以上)、高温多湿、1時間以上の運動をする場合は、脱水症状を誘発する恐れがある。
なぜ脱水が起こるの?
水で体内の電解質濃度が薄まるのを防ぐため、身体は脱水症状を引き起こし、電解質の濃度を維持する。
電解質が薄まると、動きが鈍くなる!
身体は微弱な電気信号でコントロールされている。真水は電気を通さないが、ミネラルなどの電解質があることで、電気を通す(情報伝達)ことができる。
汗で電解質(ミネラル)が減少した身体に水を供給すると、電解質が薄まり情報伝達が低下、筋肉収縮や判断力が鈍くなる。
電解質だけでは足りない!
電解質濃度を維持するには、ナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウムだけで充分だ。しかし運動を支えるには、最低でも必須ミネラル16種類が必要になる。
微量元素であっても、運動機能への影響は小さくない。
汗1Lで流出するミネラル量
体調や気温湿度、スポーツの種類によって、流出成分量は異なる。上記データは目安として認識したい。
必須ミネラル16の役割
ミネラル不足になると、ビタミン、たんぱく質、脂質の吸収や代謝ができなくなる。すべての栄養素の基礎になる。
ミネラル不足で、ブロックダウン
全ての細胞を動かす元素が不足すると、生命維持優先のため、それ以外の機能をブロックする。長時間の運動で、身体が急に動かなくなったことはないだろうか?
それは栄養素が枯渇寸前になったため、心臓と脳に余力を残すブロックダウン機能なのだ。ここまで極端でなくとも、徐々に運動機能が低下していく。
汗のミネラル
まるごと補給!
8月下旬発売予定
ガゼルの特徴
- 体液と同じミネラル・バランス
- こだわりの天然塩/ぬちまーす+
- お腹にやさしい5種類の乳酸菌
ミネラルのベースは、天然のミネラル割合を保っている「ぬちまーす」と「一の塩」を採用しています。それに筋肉弛緩に重要なマグネシウムや亜鉛を強化しています。
さらに必須ミネラルの中でも、微量元素であるマンガン、銅、モリブデン、ヨウ素、セレン、クロムの強化のために、酵母を用いて添加しています。
糖質は「スポーツドリンクは甘すぎるので薄めて使っている」というチームや選手が多かったので、スポーツドリンクの3分の1程度に抑えています。スポーツドリンクを薄めると、電解質も薄まるのでお勧めしません。
塩へのこだわり!
「ぬちまーす」+「一の塩」
世界最高のミネラル含有量がギネスブックに掲載された沖縄の海水塩「ぬちまーす」と、佐賀県加唐島で独自製造した「一の塩」がGAZELLEの主要成分です。
どんどん健康になる天然塩
塩分は健康上、悪者扱いされることが多いが、それは事実ではない。問題なのはミネラル分を除去して、ナトリウム95%以上の精製塩(食塩)です。体液のミネラルバランスと同じ天然塩は、体に良い塩として認知されています。
内容成分
ブドウ糖(国内製造),塩,無水クエン酸,クエン酸三ナトリウム,香料,V.C,塩化カリウム,炭酸マグネシウム,パン酵母粉末(ブドウ糖,マンガン含有酵母,亜鉛含有酵母,銅含有酵母,モリブデン含有酵母,ヨウ素含有酵母,セレン含有酵母,クロム含有酵母),乳酸菌プレミックス,甘味料(アセスルファムK,スクラロース)
ミネラル含有の比較
汗500ml中のミネラル量を基準値として「GAZELLE/ガゼル」「OS-1」「ポカリスエット」「アクエリアス」の成分内容を比較
どれがいい?
経口補水力No.1「OS-1」
経口補水液としては「OS-1」が優れています。これはユニセフやWHO基準の配合で、極度の脱水状態でも吸収できるような設計です。しかし運動機能の回復を前提としていないため、スポーツ時での優位性は高くはない。
糖質回復に効果「ポカリスエット」
通常の疲労回復と補水に効果を発揮するのが「ポカリスエット」や「アクエリアス」などのスポーツ飲料です。浸透圧が計算され、胃に溜まることなく吸収する。疲労回復のための糖質補給を目的とするならGOODです。
ミネラル補給No.1「ガゼル」
激しい運動、持久系のスポーツにおいて、多くのミネラルが喪失するため、吸収の早い必須ミネラルの補給が課題になります。「ガゼル」は、体液のミネラルバランスを維持し、発汗による運動機能の低下を抑制することを目的にしいます。
FAQ
約500mlの水または冷水に溶かしてお飲みください。500mlのペットボトル水を少しだけ飲んで、そこに挿入する方が多いです。
水量はそれよりも少なくても多くても問題ありませんが、味が大きく変わりますのでご了承ください。
汗をかく前が最適です。汗をかいてからでも補給はできますが、ミネラル充足に一時的なタイムラグが発生します。
健康被害をもたらす塩とは、精製された90%以上がナトリウムの塩です。天然のミネラルバランスのある塩は、摂りすぎによる被害をもたらしません。
ミネラルは鉱物のため、単独摂取は健康被害の危険性があります。鉄、亜鉛、銅なども同様です。しかしバランスのよいミネラルは、互いに拮抗しあい、過剰な成分を排除する作用があります。
特にはありませんが、原則として汗をかいた分を補給するという理解をしてください。
もちろんできます。国際的な経口補水液の基準に準じた設計をしています。「経口補水液+必須ミネラル」という考え方です。
ミネラル分が高配合なので、成分同士が結合する恐れがあります。成分には問題はありませんが、品質を考慮して6か月に設定しています。
問題はありませんが、味の保証はできません。水で溶かすことを前提に設計されています。
海を飲む!
コンディションと海
すべての生命は海から生れた。数億年前、生物が陸に上がったのは、体内に海を抱えることができたからとされる。
その証拠に、細胞外体液と海水のミネラル割合はほぼ同じなのだ。逆説的に体調不良や病気などの時は、このミネラルバランスが崩れているといわれる。つまり、コンディションを整えるミネラルの基本は「海」にあったのだ。
ミネラルは生命の源
細胞外体液のミネラルバランスは、海水を3分の1に薄めたものと同じです。太古の海のミネラル濃度は、現在の3分の1ほどだったとされています。
高血圧などの問題から、塩が悪者にされます。悪い塩とは、安価な精製塩(90%以上がナトリウム)のことで、海のミネラル割合を維持した塩は、健康に貢献します。
当然、生命維持だけではなく、運動機能にも大きく影響することです。
宗像久男医師/著書に「ガンは5年以内に日本から消える」「その生活がガンなのです」など多数